業務の答えは、きれいなマニュアルの中ではなく、日々のやり取りの中にある。LINEの相談、Chatworkの決定事項、会議で口頭だけ交わされた合意。それらは全部どこかに残っているのに、必要なときに引き出せない。ベテランAIは、この問題のために作られた。
01一言でいうと
会社の知識をAIに読み取らせて、いつでも引き出せるようにする——それがベテランAIの主機能だ。テキスト・PDF・画像・音声を取り込み、音声は自動で文字起こしされる。取り込んだ情報をAIが理解できる形で蓄積し、「あの件どうなってた?」と自然な言葉で聞くと、社内の情報だけを根拠に答える。社内の何でも知っている「ベテラン社員」を、システムとして再現する発想だ。
02答えには、出典が付く
回答の下には、いつ・どのグループで・誰の発言をもとにしたかの引用が並ぶ。「AIがそれっぽく作った話」と「実際に社内で言われたこと」を、読む側が区別できる。AIの答えを鵜呑みにしなくていい、というのが業務で使うための最低条件だと考えている。
03散らばった会話を、そのまま集める
- チャット: LINE公式アカウント / LINEトーク履歴 / LINE WORKS / Chatwork / Slack / Discord / Messenger / Microsoft Teams
- 会議: Zoom / Google Meet / tl;dv の文字起こし
- ファイル: PDF・Word・Excel・テキスト・画像・音声(自動文字起こし)
- その他: メール転送、Googleドライブの共有フォルダ同期
集め方の裏側はLINEもChatworkも会議録も。散らばった会話をひとつに集める仕組みに詳しく書いた。
04「溜める」がゴールではない
溜まったナレッジは、チャットで聞くだけでなく、欲しい形に出力できる。営業のサマリー、顧客一覧、商談の管理画面。外部APIも公開しているので、社外のシステムやAIエージェントからベテランAIのナレッジを直接引くこともできる。全履歴を吸い上げたナレッジの上に、各社に合わせた出力を組み立てていく——ここがこの製品の設計思想だ。
05「誰に見せるか」まで設計されている
会社の記憶には、全員に見せていいものと、そうでないものがある。ロール・指定メンバー・ファイル単位の機密設定・保存時の承認フロー・二段階認証・会社ごとのデータ分離。このあたりの設計は「誰に見せるか」まで設計する。ベテランAIの権限とセキュリティにまとめている。




